鑑定会社の見分け方
不動産鑑定会社は数多く存在します。 いったい何を基準に選んだらよいのでしょうか?
1.不動産鑑定士の力量はピンキリである。
「鑑定士であれば皆同じ」ということはありません。 難問を解決し続ける、ヤリ手弁護士がいるように、不動産鑑定士の実力もバラバラです。誰に頼むかによって結果は異なってきます。依頼者の意向を踏まえ、その最大限に努力する鑑定士が必要なのです。
2.鑑定評価の結果は鑑定士によってバラバラである。
よく誤解がありますが、鑑定評価は測量ではありません。 測量は結論は一つです。 しかし、不動産の価格は使い方によって異なります。また、売り手、買い手などの立場によっても価格は異なります。 不動産の鑑定評価は判断ですので、結果が鑑定士によってバラバラになるのは当然です。 そこで、依頼者の意向を踏まえてくれる鑑定士が必要です。
3.鑑定報酬はバラバラです。
鑑定業界には報酬基準がないので、報酬もバラバラです。 ですので、「安さだけを売り」にする鑑定士には注意してください。この場合は手抜きの場合もありますし、何よりも会って依頼者の意向をじっくり聞いたり、説明することという大切なことを省きがちです。 依頼者の意向に沿わない鑑定書となり、使えないこととなります。